会話詳細

Leçon60 Différences d'éducation scolaire

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DIALOGUE
  • Léa et Marco sont deux jeunes professeurs de français dans une école japonaise.
  • レアとマルコは、日本人学校の若いフランス語の教師です。
  • LéaEnchantée, Léa. Je suis la nouvelle enseignante de l'école.
  • Léaはじめまして、レアです。この学校の新任の教師です。
  • MarcoRavi de faire ta connaissance. Tu peux m'appeler Marco. Pas trop dépaysé pour cette première journée de travail ?
  • Marco知り合えて光栄です。マルコって呼んで。最初の勤務日で緊張し過ぎてない?
  • LéaBah écoute, il faut que je prenne mes marques. Je suis juste un peu inquiète sur la façon dont je pourrais intéragir avec mes élèves japonais.
  • Léaあの、ちょっと知っておきたいことがあって。。日本人の生徒とのかかわり方についてちょっと不安なの。
  • MarcoQu'est-ce que tu veux dire ?
  • Marcoどういう意味?
  • LéaSelon toi, je devrais plutôt me concentrer sur l'écrit ou sur l'oral ?
  • Léa書き取りやオーラルに集中したほうがいいって思う?
  • MarcoC'est vrai que culturellement parlant, les japonais n'ont pas l'habitude de donner ouvertement leur avis.
  • Marco確かに文化的に言うと、日本人は率直に自分の意見を言うことに慣れていないね。
  • LéaIls n'ont pas de cours d'élocution comme en France ? Je veux dire, ils ne font pas d'exposé ?
  • Léaフランスのように口述の授業がないの?つまり、発表をしないの?
  • MarcoSi, mais souvent en groupe. C'est rare qu'ils présentent un sujet seul devant une classe.
  • Marcoそうじゃないよ、ただグループでが多いね。クラスの前で、何かのテーマについてひとりで発表するというのはまれだね。
  • LéaVraiment ? Je suppose que c'est pour ça qu'ils sont à l'aise avec le travail en équipe.
  • Léa本当に?だから、グループワークだとのびのびしているのね。
  • MarcoC'est pas faux. Je n'avais pas vu la chose comme ça.
  • Marco間違ってはないとけど、僕はそういうところを見たことがないね。
  • LéaQuoi qu'il en soit, j'espère réussir à leur faire aimer la France et sa culture.
  • Léaとにかく、彼らにフランスとフランスの文化を好きになってもらいたいな。
  • MarcoJe n'en doute pas un instant. Si tu as des questions, hésite pas à venir me parler.
  • Marcoまったくその通りだね。なにか質問があったら、遠慮なく聞いてね。
  • LéaMerci, c'est sympa.
  • Léaありがとう、助かるわ。
VOCABULAIRE
scolaire 学校の
éducation scolaire:学校教育
ravi, -e とてもうれしい、大喜びの
être ravi (e) de:~がとてもうれしい
dépaysé,e 居心地が悪い、違和感をもった、なじめない
prendre ses marques 勉強する、知っておく
interagir 相互に作用する、影響しあう
vouloir dire を意味する、~と言いたい
écrit (m) 書き取り、筆記試験
oral (m)オーラル、口述試験
avoir l’habitude de に慣れている、する習慣がある
habitude:(f) 習慣、慣れ
ouvertement 率直に
avis (m) 意見、考え
élocution (f) 話し方
exposé (m) 発表 究発表、報告
faire un exposé:発表する、報告する
être à l’aise 快適に、くつろいで、心地がよい
aise:(f) くつろぎ、快適さ
quoi qu’il en soit いずれにせよ、とにかく
douter de を疑う
instant (m) 瞬間
n’hésiter pas à 遠慮なく~する
POINT
【コラム:フランスでは義務教育の開始が3歳からに引き下げに】
フランスと日本の教育の違いで悩んでいる会話でしたね。
フランスの教育関連の最新のトピックとしては、2019年9月の新学期から、義務教育の開始が6歳から3歳に引き下げられました。
ハンガリーと並んで、最も低年齢から義務教育が始まる国となります。
しかし、既に97.6%の3歳児が日本の幼稚園にあたる保育学校に通っているのに、どうして今頃義務化と思うかもしれません。
これはマクロン大統領の目玉政策で、平等というのがキーワードのようです。
海外県や移民の多い地域では、保育学校に通う子供も少なく、また保育学校での教育の質を改善することで、小学校に入る時点で、平等なスタートラインにたつことができるというものです。
3歳からの義務化とともに、教室での国旗の掲揚、標語(自由、平等、友愛)、国歌の掲示が義務となりました。
異なるルーツ、親の社会的な格差を反映させずに、フランス人(フランス語を話すことも含め)としての自覚の芽生えを促進することが目的のようです。
他方、PISA(学習到達度調査)で、上位常連のフィンランドやエストニアは、義務教育は7歳からと遅めです。
マクロン大統領は、フランスの社会的な要因も含め、3歳からの義務教育に舵を切りました。
日本は幼児教育が無償化となりましたが、多くの子供が通う保育所が、学校教育法が定めた教育機関でないということもあり、義務化はなかなか難しいかもしれません。


Ravi de faire ta connaissance.
初対面の挨拶で「お会いできて光栄です」と伝える表現はぜひ覚えておきたいものです。
"faire connaissance avec / faire la connaissance de(~と知り合う)"というイディオムもありますので合わせて使い方を覚えましょう。 

<例文>
Je suis très heureux de faire votre (ta) connaissance. (お近づきになれてたいへんうれしく思います。)


C'est pour ça qu'ils sont à l'aise avec le travail en équipe.
英語にも"That's why"という表現がありますが、"C'est pour ça"は前述の内容を原因・理由として受けて「だから~」、「そんなわけで~」「それが~の理由である」という意味を表します。

<例文>
C’est pour ça que j’ étais absent.(そんなわけで私は欠席したのです)
C’est pour ça qu’elle a divorcé.(彼女が離婚したのはそのためです)