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Lisaベルギーにはサンタクロースが二度やって来る??

投稿日時:2019/12/12(木) 00:26

クリスマスマーケット(Marché de Nöel)で賑わうベルギーよりこんにちは。

私の住むベルギーでは去る6日に聖ニコラウスの日を迎え、それが終わるとますますクリスマス(
Nöel)モードです。聖ニコラウスの日は日本では馴染みがありませんが、ベルギーではその日にもサンタクロースのような『サン・二コラ』(saint nicolas)がやってくるのです。ベルギーの子供たちは聖ニコラウスの日にはサン・二コラにお菓子をもらい、クリスマスにはサンタクロースにおもちゃをもらうということが多いようです。


このサン・二コラはフランス語で、オランダやベルギーのオランダ語圏ではシンタクロースと呼ばれます。またルクセンブルクや北部フランスにもサン・二コラは登場するそうです。
サン・二コラはサンタクロースと見た目も異なり、赤い長ケープをまとい、赤いミトラ(司教冠)をかぶり、金色の司教杖を持ちます。

実はクリスマスのサンタクロースは17世紀、アメリカに植民したオランダ人が伝えたもの。アメリカに浸透したサンタクロースが再びヨーロッパに逆輸入されたので、ベルギーでもサンタクロースはペール・ノエル(pére Nöel)と呼ばれ知られていますが、サン・二コラの方が歴史的に古いのです。そのためか、ベルギーではサンクロースよりもサン・二コラの方が人気です。
 
サン・二コラはスペインから船に乗ってやってくるそうで、ベルギーの港町アントワープへサン・二コラがやってくる日はパレードが行われ、テレビでもその様子が実況中継されます。
その後、聖ニコラウスの日まで、ショッピングモールやお店、幼稚園などにサン・二コラは登場します。ショッピングモールなどでは、サン・二コラ待ちの行列ができます。ディズニーランドのミッキーのように子供たちだけではなく大人もサン・二コラとのグリーティングを楽しみ、写真を撮ります。もちろん子供たちは帰りにお菓子や果物をもらって帰ります。

たくさんの人が並ぶうえに子供たちはサン・二コラとのおしゃべりを楽しむため、1時間以上並んで待つこともあります。それでもワクワクした表情でサン・二コラを待つ子供たちと大人たち?!にサン・二コラの人気が伺えます。

家庭では聖ニコラウスの日の前夜、サン・二コラが乗っているロバのために、靴の中に人参を入れておく習慣があります。そして聖ニコラウスの日、サン・二コラは各家へお菓子を置いていきますが、悪い子はお伴のピートが袋に詰めてスペインへ連れ去ってしまうという逸話もあります。
 
今年も我が家の子供たちは人参を用意したからか、スペインへは連れ去られず、無事にお菓子を受け取りました。そして「サンタさんには何をお願いしようかな~」と贅沢にも悩んでいます。師走で忙しい母の元にもサン・二コラでもサンタクロースでもいいので来てほしいものです。

Lisa

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Lisaベルギーで絵本を読む!

投稿日時:2019/11/30(土) 18:33

こんにちわ。

ベルギーはかなり寒くなってきて、クリスマスマーケットの季節となってきました。

 

クリスマスマーケットを過ぎると寒くて出かけるのが億劫になるので、フランス語の絵本でも読んでみようかなと思っています。

 

 

 

 

 

私がよく行く本屋は、ブリュッセルの中心にある『fnac』という大きな本屋と『tropism』という元ダンスホールの美しい本屋。

 

 

『tropism』は二階が絵本コーナーとなっています。

 

 

 

 

私の買った絵本を紹介!

 

まずは『くまのアーネストおじさん』シリーズ。ベルギーのブリュッセル生まれのガブリエル・バンサンが描いた絵本です。フランス語の勉強を兼ねて読んでみましたが、日本語訳はかなり意訳されてるんだなぁと分かり興味深かったです。

 

 

またベルギーで売ってる絵本は写真のように小さめなペーパーブックが安く売られていて、引っ越しの多い私には軽い方がありがたいのでペーパーブックをよく買っています。

 

 

 

日本でも愛されている『すてきな三にんぐみ』の原書。

 

昔から好きだった絵本がフランス語が原書だと知ると嬉しくてついつい買ってしまいます。

 

 

 

パリの凱旋門のお土産屋さんで買った『マドレーヌちゃん』。

 

 

『バーバパパ』シリーズ。

 

バーバパパはフランスの絵本作家チゾンと、アメリカの絵本作家テイラーによって書かれています。

そもそも『バーバパパ』はフランス語でパパの髭、綿飴のこと。アメリカ人テイラーが『バーバパパ』という言葉が面白いとインスピレーションを受け『バーバパパ』というキャラクターは誕生しました。

 

 

 

『martineちゃん』シリーズ。

 

60年以上読み継がれているロングセラーの絵本です。





挿絵が可愛く、ご覧の通り字も少なめなのでフランス初心者向けです。

 

 

 

 

 

次は日本の絵本。

 

よく本屋で見かけるのが、『14匹のねずみ』シリーズ。

 



 

 

林明子さんが絵を書かれた絵本もよく見かけます。





フランス語話者は可愛らしい絵柄が好きなんでしょうか。

 

 

 

またヨシタケシンスケさんの新刊本も本屋で見かけます。

 

この絵本はブリュッセルのマグリット美術館のミュージアムショップで買ったものです。

 

マグリットの代表作『Cecil n’est pas une pomme』と同じ観念を持つ絵本だから、売られているのでしょうか。

 

 

 

 

 

ベルギーで本屋へ行くと、ベルギーの方も日本人と同じ本を読んでいることを感じます。

 

特に絵本は子供の頃から親しんだもの。自分が子供の頃に親しんだ絵本をフランス語話者の子供たちも読んでいるのかと思うと嬉しくなり、原書でも読んでみよう!という意欲にもつながります。


Lisa

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KAZUMIMARCHE POUR LE CLIMAT(気候変動に対するデモ)

投稿日時:2019/09/28(土) 13:38



 9月27日金曜日。

 もう2週間以上も前から、デモのことは聞いていた。若い環境活動家グレタが参加するというので、かなり話題になっていたのだ。それでも1週間前には、当日は友人とランチへ行く約束をした。何しろ彼女とは夏の前に会ったきり、気がつけば肌寒さが増してきて、これは寒くなる前に会っておかないと、忙しい彼女のことだ、来年の春まで会えなくなるかも知れないと思ったから。今までここモントリオールでも、デモはいくつもあった。それでもパリのそれより規模はずっと小さい。大したことないと、正直思っていた。

 

 約束を取り付けた頃、娘の学校から通知が来た。教育委員会の方針で、全ての公立校はこの日休みとなった。とはいっても、授業はないが、service de gardeは開いている。申し込んでおけば、娘は一日中、学校の施設内で預かってもらえる。この日仕事はなかったが、友人との約束があったので、当然service de garde には申し込んだ。

 

 2日前になって、公共交通機関が当日無料化を決めた。ラジオでは金曜日に車で中心街に乗り入れるのを避けるよう、繰り返している。職場はデモのスタート地点からそれほど遠くないところにあるので、車で通っている同僚は、金曜日は果たして車でモントリオールを出て家に帰れるのか、気になってしょうがないようだ。

 

 前日の朝、友人から日付を変更したらどうかとメールが来た。散々悩んだ挙句、午前中に会って、早めのブランチをし、デモを避けて帰れるようにすることにした。

 

 しかしながら、やはり今朝になって考えを改め、ランチの予定はキャンセルし、5歳の娘とデモに参加してきた。地球温暖化と直接対峙するであろう娘に、環境問題について考えるキッカケになってほしいと思ったから…。

 

 朝から2人、YouTubeで気候変動のアニメを見たりして、デモスタート時間より少し遅れて家を出る。バスは満員で乗れず、メトロも3本やり過ごして、着いたのは大分遅かったけど、それでも多分デモの真ん中くらいにはいたはずだ。それくらい長い長いデモの列だった。何しろシェルブルック駅から歩いてパーク通りのデモ隊に合流した時、同じくデモに参加を表明していたママ友とその息子はもうすでに中華街にいたのだから。

  結局少しみんなと歩いてから、あまり遅くなってまたメトロのラッシュに出くわすといけないので、シェルブルック通りでデモ隊から外れて、元の駅に戻ってきた。デモ終了予定時刻より随分早いというのに、帰りもやはり3本やり過ごさなければならなかった。いよいよ家まで歩いて帰る覚悟を決めた時、運良く2、3人乗れるスペースが空いた。メトロの場所の取り合いはデモそれ自体より壮絶に思えた。それくらいデモは平和に行われていた。夕方のニュースによると、50万人参加したらしい。


 

  デモでは何も変わらないという日本人の自分と、一人一人の意識を変えるきっかけにはなるかもと期待する自分と、終わった今もやはり思いは半々。でも、当初見込みの30万人を大幅に超えた、この50万人は、やはり何かしら意識を持って参加した。ここモントリオールではそれほど多くの人が今を変えようと思っている。その人達が行動を起こしていくのはこれからだ。


KAZUMI

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KAZUMI6月 ポプラの綿毛が雪になる

投稿日時:2019/06/30(日) 02:03

 いよいよモントリオールも暑くなってきました。

 並木の木々は生い茂り、至るところに緑があふれています。

 マルシェでは野菜だけでなく、たくさんの草花が売られ、多くの人が買っていきます。みんな短い夏を満喫しようと必死です。

 

 

 

 話は変わりますが、日本にいた時は花粉症だった私も、フランス、カナダではそれほどひどいアレルギー症状に見舞われたことがありません。花粉の種類が違うのか、日本ほど花粉が飛んでいないからなのか、理由はわかりませんが。

 そんなわけで、こちらではとても快適に過ごしている私ですが、モントリオールの6月上旬から中旬にかけては、私にとっては唯一1年でもっとも辛い時期に当たります。なぜか?それは花粉(le pollen)ではなく、ポプラの種(la graine)のせいなんです!

 

 実は去年もこの綿毛の被害にあい、タンポポにしては種も綿毛も大きいし、(確かにモントリオールにはタンポポもいっぱいあるけれど。)場所によって綿毛が舞っているところと舞っていないところがあるので、一体どこからくるんだろうと、ずっと思ってはいたのですが、今年に入ってようやく正体が判明しました。

 

正体はこちら、ポプラの木(peuplier deltoïde)。

 

 

 かなり背の高い木だし、街中いたるところに並ぶメープル並木にかすんでよく見えなかったのですが、実はこんなに大きな実が、びっしり。

 

 

それが全て開花して、綿毛となって雪のように道路を覆うのです。

 

 

 あれ?でもポプラってもっとすらっとした木じゃなかったかな?気になって調べてみたら、ポプラには雄と雌があって、雌の木は大きく横に広がり、種を飛ばすらしいのです。

 でも、花粉ほど小さく(microscopique)はないので、くしゃみ鼻水、目の充血にはならないのですが、この綿毛の繊毛が鼻をくすぐり、まつげに絡み、毎日目に異物感を感じる羽目に。

 

 そうはいっても一番のピークは毎年ほんの2、3週間。花粉症の辛さに比べたらそうそう文句も言っていられません。(この記事を書いている時にはほんの1週間程度の差ですが、もうピークは終わってしまいました。)

 

 ようやく原因となる木が特定できたので、来年はポプラの木の近くを避けて歩くことにします。因みにアパートを探す上でもこの木の近くは避けたほうが良さそうです。でないと庭は綿毛で真っ白になり、この時期はバルコニーでBBQも出来ませんから。


KAZUMI

 

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LisaベルギーのMaatjes Festival

投稿日時:2019/06/24(月) 19:42

フランス文化とオランダ文化の入り混じるベルギーより、こんにちは。

616日(日)、ベルギーのブリュッセルの有名シーフード店『Mer du Nord(北海)』主催のお祭り『Maatjes Festival』に行ってきました。

このお祭りは毎年ニシン漁解禁日の次の日曜日に行われていて、皆でニシンの一種『Maatjes(マーチェス)』の塩漬けを食べます。ニシン漁の解禁日は5月のニシンの生育状況調査で決まります。


このニシンの塩漬け『Maatjes(マーチェス)』は中世のオランダ発祥です。オランダにはマーチェスを売るシーフード屋台もあります。

マーチェスは塩漬けというもののそれほど塩辛くはない生魚です。基本の食べ方はニシンにみじん切りの玉ねぎをまぶし、ニシンのしっぽを持って大きな口を開けてパックン。またオランダではパンで挟んで食べたりもします。

生魚にパンという不思議な組み合わせですが、食べた感想としては「まぁ、ありかな」。


このマーチェス、刺身のようにわさび醤油で食べても美味しいので我が家では重宝します。マルシェの魚屋はもちろん、スーパーでも売られているので、家でマーチェスのてまりずしを作ったことも。


さて、オランダではこのニシンを『Haring(ハーリング)』と言います。フランス語でニシンは『Hareng』、英語は『Herring』なので、『Maatjes(マーチェス)』って何語??ですが、答えはベルギーのオランダ語であるフラマン語です。

ですが、ベルギーのフランス語圏でも小さいニシンを塩漬けにしたものはフラマン語のまま『Martjes(マーチェス)』と呼び、解禁日のお祭りもワインやシャンパンと共に楽しむ。まさにフランス文化圏にありながら、オランダ文化が混ざったベルギーのブリュッセルです。



Lisa

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